Sunday, February 24, 2019

スカイツリーが近くに見えるジャズスクールで教え始めました。スカイツリーが見えた時は東京なんだなぁと思います。生徒さんは色々な方がいます。音楽性や持ち味、どうしたらジャズピアノが弾けるようになるか、という最大の悩みも皆さんそれぞれでとても教えがいがあります。自分も初めの頃はうまく弾けず本当に悩んだものでした。また理想が高ければ高いほどそのギャップに落胆の日々。そんな日々があり少しずつ解決していったからこそその分、今は生徒さんの心境がとてもわかります。ある程度まで弾けるようになるためには何をどうしたら今はベストか、どんな練習をしたら良いかなど手に取るように見えてきます。しかし生徒さんが今欲しっているものは別のことだったりするので、そこが教えていて難しいところ。ジャズは本当に合理的な音楽でアメリカらしい音楽だなとよく思います。色々な曲を弾いていると必ず壁にぶち当たりますが絶対に想像してたよりもっと楽で合理的な抜け道があってそれが答えや少なくともヒントになります。それが見つかった時は「やったぁ!」とか「単純にそういう事かぁ。」て感じです。あとはそれらを素直に練習して丁寧に組み立てる根気の作業なんです。
今までオンラインでも教えてきましたが、最近改めて教える側になって思うことは、今まで日本とアメリカで教わってきたたくさんの音楽家の先生達にも自分の音楽的な上達をすごく応援されていたのだなとつくづく感じます。だから私が関わった生徒さんには少しでも上手になってもらいたいし、喜んでもらいたいし。レッスンで笑顔になってくれた時が喜びです。音楽を通して人々の純粋な喜びに触れた時、素直に演奏て楽しいもんだなぁと思える瞬間です。ジャズとかクラシックってストイックになりがちなんですが、それでも心置きなく精一杯何事も楽しむことは生きていてすごく大事だなぁと、それが音楽の原点なんだなぁ気付かされます。そして自分がそれらに心救われているのだなぁとも感じます。いつも応援する気持ちでいっぱいです。