Thursday, May 5, 2016

Big Band Arranging

ビッグバンド の最終課題のアレンジが完成した。
今回はサックスセクション5人ホーンセクション8人とギター、ピアノ、ベース、ドラムの17人編成。前回よりトロンボーンが一つ増えた。これだけの人数の楽譜を仕上げるのはものすごく労力がいる。今回のお題はカウンターポイントやメロディーを異なる楽器が途中で交代して吹くダブテーリング、メロディーの装飾、サックスソリ、ソロの後ろのバックグラウンドやソリストのバックを盛り上げて送り出すセンドオフ、間奏のインタルード、調を変えるモジュレーション、そしてビッグバンドの特徴の一つ全セクションが一緒に演奏するシャウトコーラスなど盛りだくさん。各楽器の音域やサックスとホーンセクションの対比、音の強弱やスタッカートなどアーティキュレーションに気を配る所も沢山ある。もちろん他の提出課題やテストがある中、徹夜作業が何日も続いた。ビックバンドのアレンジを学んで数ヶ月で難しく凝った事はせず、学べるベーシックな中で楽しめるアレンジにした。間奏は少しポリコードで新しい雰囲気にしてエンディングは一度やってみたかったお決まりのカウントベイシーエンディングにした。また違いがわかる様にあえて前回のhave you met miss Jonesと同じ曲にした。
録音バンドのトロンボーンが一人来なかったので結局抜きで録音した。全体的にはなんとか形になったけど、少し迫力不足。初見一発録音なので最初のリズムをそろえる所がピアノとギターがバラバラになっていた。もう自分で弾きたくなる。思ったより若干テンポも遅いせいかサックスソリがうまく響かなかった。ギターリストが途中変なメロディを好き勝手弾き始めたのでキレかけた。アップしたので聴けます。でも先生がナイスって言っているのでとりあえず良かったです。

ボストンも日本に遅れて桜が咲き始めた。桜に似ているのとか、桜でも花びらが少し色と形が違うものが咲いている。やはり日本の桜が美しいと思うのは日本人だからだろうか。テストが終わったら歯の治療にやっと日本に一時帰国出来る、二月に歯が急に欠けてずっとハラハラしながら耐えてきた。全てうまく行きます様に。