Monday, April 22, 2013

昨日はひどい頭痛と嘔吐を繰り返して一日寝ていた。疲労と親知らずが伸びすぎで、肩が凝って頭痛になり嘔吐したのだろう。すごく苦しかった。長く伸びた親知らずを抜きたい。
晩にようやく食べれるようになったのでなんとか起きて味付けしないお粥を作って食べた。塩気が多いとまたもどしそうになる。病院の飯が味気ないのはこういう理由もあるのかと思った。その後一晩中眠れず肩揉んだり、またお粥たべたりして朝になり。少し眠って今日になった。

今日、楽器調整のハンガリーのおじさんが来てくれた。一時間遅く来たがハンガリータイムと思って気にしなかった。よくしゃべるおじさんで作業中ずっと話してた。99年から居て、もうアメリカ国籍を取って自国とアメリカを行き来しているらしい。色々なピアノに関する話をしてくれた。最後の方は疲れてきて何話してるかわからなくなってきて、わかったふりしてた。沢山の日本人との交流があるらしく親切丁寧に和英辞書でたびたび教えてくれた。とても気さくな職人という感じでまた色々相談できそうだった。
ピアノのアクションの調整は沢山の点で妥協をしいられた。本来あるべきポジションにパーツを調節すると不具合がでるのでここまでにとどめるとか、こっちをこうすればこっちが不具合になるとかでバランスを取って妥協するしかなかった。結局その程度の楽器に沢山の事を求め過ぎているらしい。とりあえずハンマーの二度打ちは治ったが、その代わりにハンマーを打つポジションがとても遠くなって音の鳴りが控えめになった。でも自分のわがままによくつきあってくれてありがたいのでしばらくこれで様子をみる。

最近はNYも比較的暖かくなり桜みたいなのがあちらこちらに咲いている。色や形が日本の桜よりやや劣る。これは桜の木なのだろうか。


Monday, April 15, 2013

ボストンで爆破テロ

ニュースの爆破映像を見て鳥肌が立った。映像を見る限りあの場所boylston streetはよく通っていた道。大学のビルのそば、ボストニアンが日常買い物などでよく使う道だ。そんな身近な場所で爆破テロがあるなんて。これから恐ろしすぎる。ちょうどボストンマラソンの時を狙っての犯行。これから何か大きなイベントがあるたびにテロの心配が頭によぎる。NYも警戒体制らしい。

Regulation


レンタルしていたピアノを半年前に買い取った。学校とか練習室で使われるようなモデルで一番グレードが下のモデルだ。銘柄はBoston。スタインウェイが設計してカワイが製造しているピアノ。一見良さそうだがこのモデル、作りが粗くアクションとダンパーの調整がなっていない。調律が持続しない。ノイズ(倍音)が大きい。ほんと名前だけだ。
元々ギリギリOKな調整ラインで作られている感じなので中古で使用頻度が多い物は、いろいろな部分に支障がでで来ている。調整して、しっかりと管理すれば何とか蘇ると信じてきたが、限界を感じる。今まで、ハンマーフェルトを削って音を明るくして、同時にアクションの調整依頼、最後にダンプチェイサーまで投入して湿度温度管理までしているが、調律の保ちも少しマシになったくらいだ。ダンパーフェルトも低音を止める力が弱くノイズが大きい。そして最近鍵盤の二度打ちがひどくなってきた(一回鍵盤を押したら二回鳴る)。ダンパーペダルのジョイント部に隙間があり、ペダルを踏むたびにカチッとノイズが走る。
来週、信頼できそうなピアノテクニシャンを依頼してみた。ハンガリー人らしい。とりあえず、この二度打ちを何とかしたい。楽器の状態を良くしないとやる気も出ず自信も損ない気分がすぐれない。まるで楽器の調子と自分の調子が比例しているようだ。そこまで聴くに耐えれない程酷いというわけではないけど、弾いていてしっくりこない。これは精神的によくない。電子ピアノで頑張っている奴もいるけど、それは別の話。
これでだめならこれ売って、ちゃんと使えるのがやっぱり欲しい。
しかし不幸中の幸いというのか、ピアノ内部のメカニズムにめちゃめちゃ詳しくなった。このパーツはこう動くとかパーツの役割りとか、何ミリで設定されていなくてはならないとか。あと以前ヤマハのアップライトUシリーズが欲しかったので年代別種類、微妙な作りの違い、音色の傾向にも詳しくなった。こういう事がきっかけで調律師になる人多いのがわかる気がする。アメリカでの中古選びは一苦労だ。